梁のせん断耐力と靭性の関係

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  • #11165 返信
    あかさか
    ゲスト

    ①両端部が曲げ降伏する梁では、断面が同じ場合、一般に、内法スパン長さが小さいほど靭性は低下する(令和5年)
    ②大梁の終局せん断耐力は、一般に、有効せいに対するせん断スパンの比が小さいほど大きくなる(令和4年)
    ③曲げ降伏する梁は、両端が曲げ降伏する場合におけるせん断強度の比(せん断余裕度)が大きい方が、曲げ降伏後のせん断破壊が生じにくいので、一般に、靭性は高い(平成24年)

    上記の3つの選択肢を見比べたときに①と②が逆の意味になっていると思ってしまいました。
    ③の条件にするには結局梁の長さはどうした方が靭性が高くなるのでしょうか。
    大変申し訳ありませんが、理解が不十分なため、曖昧な質問となってしまっております。

    #11180 返信
    匿名
    ゲスト

    ①梁に生じるせん断力は梁の曲げモーメントを梁の長さでわることで求められます。そのため長さが短いほど梁には大きなせん断力が生じます。そのためせん断破壊しやすくなり靭性は低下します。
    靭性とは粘り強さであるため、せん断破壊するような場合は靭性が低いことになります。
    こちらの問題は梁に生じるせん断力の事を問題にしており、スパンが短くなると生じるせん断力が大きくなる→せん断破壊につながる→靭性が低下する。という風に考えます。
    ②有効せいに対するせん断スパンの比が小さいほど、梁のせん断耐力が上昇します。こちらの問題は梁のせん断大耐力(どれだけのせん断力に耐えれるか)を問題にしています。
    同じ長さで高さ(せい)の高い(大きい)梁と高さ(せい)の低い(小さい)梁を比べた場合、高さの高い梁の方がせん断耐力が大きくなります。
    有効せいに対するせん断スパンの比=せん断スパン/有効せい なので、せいが大きくなれば、この比は小さくなります。
    ③せん断強度の比(せん断余裕度)= せん断耐力/生じるせん断力 となります。
    そのためこれが大きいとは→せん断耐力が大きい→せん断破壊しにくい→靭性高い となります。
    このあたりは構造の講座(鉄筋コンクリート構造)で詳しく解説しておりますので下記を参考にしてください。よろしくお願いいたします。

    学科「構造」 2024/9-2025/7 講座資料

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